技能実習生「孔雪」が桐生警察署でスピーチをした

2019年6月18日、新里工場の技能実習生代表として「孔 雪」が桐生警察署で60名以上の日本の警察を対象に、「中日文化の違い」と言うテーマでスピーチを行ないました。

「孔 雪」は余暇を利用し、積極的にスピーチの原稿を準備し、練習に励ました。本番では緊張していましたが、流暢な日本語で、10分余りのスピーチを行いました。このことが「群馬毎日新聞」6月19日号に掲載され、中日両国の交流促進と、当社の知名度向上に大きな役割を果たしました。

「孔 雪」の感想は以下の通りです!

全ての成果は、プロセスの蓄積である。結果を得るために、私達は常に学び、蓄積しています。この場をお借りして、私を信頼し推薦してくださった先生、最初から最後まで原稿の日本語チェックしてくれた先生に、心から御礼申し上げます。人生の中で一度しかないかもしれない、日本の新聞記事に載ったことは光栄です。日本での3年間で、最初の1年が一番楽しい1年でした。新しい生活環境でしたが違和感も無く(適応能力が高い)、新しい環境と場所でも、自分を束縛することなく自由に生活をしました。沢山の場所にも遊びに行きました。非常に良い生活でした。

一方、来日前には小さな目標がありました。それは日本語の勉強を続けることです。勉強の成果は少ししか出せなかったと思いますが、勉強を諦めることはなかったです。何故かと言うと、日本語に興味が有ったので、日本語の勉強を続けることが出来たと思っております。

もし「日本に来て一番の収穫は何ですか?」と聞かれましたら、それは、住み慣れた環境を離れ、心を落ち着かせて勉強をしながら、自分を充実させ、自分の不足を補い、成長する自分を見つけられたことです。また、自分が何を望んでいるのか、どのような人生を送りたいか、それのために一生懸命努力すると、自分でも予期しない驚きがあります。努力を継続する事は、非常に価値が有る、と言うことを教えてくれます。

だから、努力してもまだ成果が出ていない人は、焦ってはいけません!諦めずに頑張っている人も、もう少し頑張れば、必ずあなたか希望することは全てその先にあります!