大連国合出国人員訓練学校は1994年に国の商務部(旧対外経済貿易部)の認可を受けて開設され、出国する技能実習生や就労者などに対して、社会常識など基本的事項の教育及び出国前の外国語教育を行う機関であります。
訓練センターは、成立後、十数年に互い、発展を成し、現在では、東北地区最大規模となり、教学と生活整備が完備され、教学レベルの高い専業訓練機構であります。
2003年、訓練センターは、大連市政府により、大連市農民職業訓練基地として批准されました。2006年には、当センターは、大連市教育局により、「誠信学校」(誠意に信用を守れる学校)という栄誉称号を授与されました。2008年には、日本国際教育開発協会(NPO TEDA)の海外法人会員になりました。2009には、当センターは、大連市政府により、「大連市民外国語を学ぶ十大学習基地」の栄誉称号を授与されました。
当校の施設は約7000㎡を有しています。その中の5000㎡は教室と宿舎棟が占め、22室の教室、500人を収容できる大講堂、550人を収容できる学生宿舎を設置しています。また、500人が同時に食事できる学生食堂があります。現在、海外へ派遣する技能実習生や就労者のニーズに応じた職業技能訓練施設の設置も計画しています。
当校は約30名の教職員が在籍にしています。その中、日本語教師、韓国語教師は20名程で、全員豊富な経験があり、短大、大卒の学歴を持っています。日本語教師は全員が国際日本語一級以上の資格を持ち、ほとんど日系企業や外資系企業の勤務経験、留学経験、海外生活経験があります。その他、学校には、経験豊富で向上心のある管理人が揃っています。
訓練効果を保証する為に、当校では国家の商務部と中国対外工程承包商会規定及び日本受入企業の要求に基づいた基礎教育と日本語教育の教学内容で授業を行い、毎期の学生の教育時間を360時間以上と保証しています。同時に、お客様の要求に沿って、日本から取り寄せた教材を利用して、学生自身の特徴に適した日本語教材と実践的な会話の教材を編制するなどして、学校独自の多様な教学方式と方法を採用しています。情景会話法、自己紹介の拡大発展法、グループ交流法などです。
学生の学習意欲と教師の教学成果を判断するために、定期的に日本語スピーチコンテストを開催しています。招聘してきた日本人顧問と教師も当校日本語教育交流、指導の面で活躍しています。 また、日本語の歌の教えと日本語文芸演目などの日本語教学を促進できる活動も行っています。
学生の良好な生活習慣を育成するために、学校では学生に対して軍事的な管理を実行しています。学生は、教育期間中、全員が学校の寮に住み、新入学生は入学時に学校が招聘した教官により、訓練予定や隊列訓練、内務整理訓練の説明を受けます。また、学校の専門管理者によって、24時間管理制を実施しています。学生の厳格な訓練生活の為に、学校が定めた「学生手帳」を一人一冊ずつ配布しています。「学生手帳」には、学生の訓練時間と休憩時間のスケージュールや生活規定、寝室管理など、全てを詳細に規定しています。