日本の「お正月」

日本の新年は1月1日で、1月1日から1月3日まの新年を祝う期間を「お正月」と言います。

ちなみに、日本語では新年のことを「お正月」(おしょうがつ)とも言います。年中最大の行事である「お正月」を迎えるため、人々は年末から忙しくなり、ほこりを払い、門に「角松」や「しめ縄」をかけ、また、「おせち料理」を準備します。

日本の除夜は、12月の最後の日で、「大晦日(おおみそか)」と呼ばれます。中国の餃子のように、「大晦日」の夜には「年越しそば(としこしそば)」を食べます。また、各家庭は「大晦日」の夜までには「おせち料理」を準備し、大晦日の夜は一家揃ってごちそうを食べながら「紅白歌合戦」を見ます。真夜中になると、お寺に鐘の音を聞きに行ったり、鐘をつきに行ったりもします。「大晦日」の夜に鐘をつくのは、日本のお正月を迎えるための重要な風習の一つです。「大晦日」の夜は、至る所のお寺で鐘が108回鳴り、これは全ての悩みを消し去ることを意味しています。鐘が鳴り終わったら、新しい年が始まり、人々は神社やお寺に押しかけ、新年の参詣である「初詣」(はつもうで)をします。

「お正月」の朝は、幼い者から年を取った者まで家族全員が「お屠蘇」(おとそ)を飲むと共に、「おせち料理」に入っている「数の子」、「黒豆」、「やや甘みのある熬り干しの醤油煮」などを食べます。これらの縁起の良い食べ物は「子孫繁栄」と「健康」をもたらすと言われます。また、「お正月」には、「強靱」と「希望」を象徴する「お餅」(おもち)も食べる習慣です。

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